青果売り場で一年中販売されている野菜

かぼちゃ

外国産の多いかぼちゃですが、育てやすくて栄養豊富です。

かぼちゃの原産地はアメリカ大陸で、紀元前5,500~7,000~年の地層からも 種が発見されています。 日本に伝えられたのは17世紀で、カンボジアからきたのでかぼちゃの名が付けられました。 このときの品種は今でいう日本かぼちゃで、江戸末期になると西洋かぼちゃが伝えられました。 日本で栽培されている種は日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、ペポかぼちゃの3種類です。 日本かぼちゃはねっとりしていてしょうゆとの相性がよく、日本料理に向いています。 50年ほど前は市場の主流でしたが食生活の洋風化とともに日本かぼちゃは姿を消し、 現在では調理法の多い西洋かぼちゃが主流となりました。 甘みが強く粉質でほくほくした味わいです。 西洋かぼちゃには青皮栗かぼちゃ、黒皮栗かぼちゃなどがあります。 黒皮栗かぼちゃは市場の主流で、扁円形で表面に少し凸凹があり揚げものなどに向きます。 青皮栗かぼちゃは東京かぼちゃとも呼ばれ、関東地方を中心に出回っています。 皮は灰緑色で表面の溝が浅いのが特徴です。 ペポかぼちゃは、淡白な味のかぼちゃです。 外国で行われている日本向けかぼちゃの生産は、日本の品種を使い日本の栽培技術によって 栽培されていますので、国産に劣らない品質です。 昔から冬至の日にかぼちゃを食べると、病気になりにくく福がくるといわれてきました。 かぼちゃの収穫は夏ですが貯蔵がきくからです。 完熟したかぼちゃを冬至まで保存し、緑黄色野菜の少ない冬場に備えていたのでしょう。 かぼちゃには粘膜や皮膚の抵抗力を強くするカロテンも多く含まれています。 最近ではクリーミーな味や口あたりが若い人にもうけ、和風料理ではなく かぼちゃサラダやプリン、パイ、ポタージュなどの洋風料理も人気です。